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『天を地を』 (8)

 

「お帰り。姫」

やだあ。ヤウルったら。意外と似合うわ、ネコ耳とエプロン……。

イヤ、しっかりしろ自分!

これはどういうことなの?

 

「ん? どうしたのだ、変な顔をして。あごでも外れたか」

あっと思った時にはもう、彼の顔が目の前にあった。

「あうあうあうあう……あ?!」

やだ、本当にアゴがはずれてたわよ。

変な顔って、わたしバカみたいな大口開けてたのね。サイアクだわ。

その時、色白の顔がさらに近付き、

わたしのおでこに銀色の髪が落ちかかって……

 

だ、だめよ、そんなに近付いちゃっ。

わあー、陶器みたいな肌してるんだ、宇宙人って。

あのサル女も、こんなきれいなのかな……。

わたしの日焼けした肌は、彼の目にはどう映っているんだろう。

もう、泳ぐのやめようかしら。

あら、これって……ひげ、ネコの?

なにか細長いものが、口元から伸びてる……。

でっ、でもいいわっ。ヤウルなら可愛いから許そうっ。

 

そんなを観察している間に、目の前でくちびるが動いた。

「さあ、もう大丈夫。何かしゃべってみて」

そう言われてもこの至近距離では、

普通黙っているほうが絶対似合うシチュエーションよ。

 

ヤウルの顔がはなれて言ったと思ったら、もうさっきと同じところに座っている。

ちょっと残念な気持ちで、さっき言いたかった言葉を口にした。

「ど、どうしてここにいるのっ?! サル女はっ? 宇宙人って本当なのっ?

どうやってアゴなおしたのよっ?」

「【チカラ】だ」

ヤウルがはじめて笑った。可愛いカッコイイもろ好み。

でも、何の答えにもなっていないわ。

宇宙人って謎掛けが好きなの?

 

(はぁっ。続けるかニャ……)

夏香、すっかりえめるですニャ。こりゃこりゃはー。

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テーマ : 自作小説(ファンタジー)
ジャンル : 小説・文学

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非公開コメント

>>拳士さーん

おおー、みてきたかにゃーっ!
かっけーですにゃろぉ? かなーり。
日本にも来て欲しいニャね~。

お急がしそうニャな。
どうやら繁忙期とかいう奴が、
人間界を忙しくさせているようでスニャね。

年末に向けて、えめるもお部屋の冷蔵庫たんまり計画で忙しいのニャ。
なんせこのお部屋で一冬過ごさねばならぬのニャからな。
貢物、どんどんもってきなさね~~~っ^бωб^

No title

えめるさん、こんにちわぁ♪

リアーナ、またまた見てきましたぁ~
かっけぇ~♪
また、ゆっくりお邪魔しまぁ~す(^O^)/

ではでは、お邪魔しましたぁ~
良い休日を♪

あひゃひゃほー!

あせったにゃっ。

慌てて前のを出したニャシー。^бωб^んにゃ?

もうすっかりえめるの脳内になってるニャね。
あ。リアルな私は違うのよっ!
もっとずっと……ずっと……^;д;^ 残念すぎて言えニャイー。

(7)はどこへ行った?(笑)
夏香ちゃん、えめるん化現象を確認^^

あ、(7)発見w
sidetitleこういうものですsidetitle

えめる。

Author:えめる。
ネコの心のえめる。です。
同じ名前の人がいつの間にか
チラホラいるようなので
。を付けました

ねこ人間のプロトタイプ
品質最低で^・ω・^すまんね。
いちおう言っとくけど
永遠の22歳ニャからね。
ハートがっ。


ちなみに脳内は5才くらい
ほんとすまんね。

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