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『天を地を』〈9〉

【ちから】ってことは、どうやら超能力みたいなものらしい。

「あのもう一人の……」

おっと、うっかりサル女って言いそうになっちゃったわ。

「あの女の人は?」

「ライラなら、もう帰った」

「えっ、帰っちゃったの?!」

らっきー。

ライラっていうのか、彼女……。

 

「姫。疲れたであろう。お茶を淹れてみたぞ」

そう言ってリビングのテーブルに出されたのは、

にごった茶色の怪しい液体。ぶくぶくあわ立っている。

うえー、これ飲んだら身体に悪いよ、絶対。

急須と煎茶とお湯だけで、一体どうやったらこんなものが出来るの?

「どうしたのじゃ。疲れが取れるぞ」

「あ、いやーなんていうか……あっ」

ヤウルがいきなりカップにてを伸ばし、あっという間に飲み干してしまった。

ど、どうしよう、怒っちゃった!

宇宙人が怒ったら、何されるかわかんないよ。

やだ、こわい。

こんな家なんか、何とかビームで吹き飛ばされちゃう。

そして甘いマスクにだまされたおろかな人間として、

宇宙図鑑の最後のほうに載っちゃうんだわ。

 

気が付くと、またしてもヤウルの顔が目の前にあって、

切れ長の澄んだ瞳に私がうつっている……。

怒ってない、よかった……ってちょっとぉ!

「ん……!!」

あーん、ふぁーすときすー。

不味すぎた……。

 

(なんてこっただニャこりゃ)

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テーマ : 自作小説(ファンタジー)
ジャンル : 小説・文学

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えめる。

Author:えめる。
ネコの心のえめる。です。
同じ名前の人がいつの間にか
チラホラいるようなので
。を付けました

ねこ人間のプロトタイプ
品質最低で^・ω・^すまんね。
いちおう言っとくけど
永遠の22歳ニャからね。
ハートがっ。


ちなみに脳内は5才くらい
ほんとすまんね。

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