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「天使の花はしご」(59)

(前のお話58の続へ) (第1話へ) (モクジ君) 
ジュリは夫人の家の客間のベッで眠りながら、夢を見ました。

 天使の姿の自分が、天国で花の世話をしていると、急に強い風が吹き荒れて、
花首が千切れて吹き飛ばされていきました。
色とりどりの小さな点は青空に溶け込んで見えなくなり、
丹精込めて作り上げた花壇は見るも無残な荒れ地に変わっています。

「まぁ、酷いことするわね」 
 その声に驚いて振り向くと、フィズが立っています。
 ジュリは、自分のせいだと言われたようなきがして慌てて打ち消そうとしましたが、
声が出ません。

「いいのよ。花なんて、ほんのいっときの美しさでしかない、まやかしと同じ……」
 グリフォンの声がして辺りが急に薄暗くなり、いつの間にか泉の水中にいました。
目の前で、グリフォンの馬面が歯をむき出して笑っています。
「……いやだ! 人間になんか、なりたくない!」
 目の前の顔が今度は、グレンドリン伯爵の愛人ジョアンナの疲れた顔に変わりました。
「人間って、いいものよ。天使なんかより、ずっと……」
「うそつき! それなら、どうして地獄に落ちる人間がいるの。
泣いたり怒ったり、闘ったりしている、醜い存在じゃないの」
 そう言いながらも心のどこかで、フィズだけは違う、そう言っているのでした。
自分の口からでた大きなあぶくが広がり、
天井の小さな光に向かって上っていきました。
「人間って、なに……」

(続く60へ)

はうっ。久し振りに物語してみたのね。
いかがでしたでしょうかニャ?

えめるのお部屋、ニャンだかすっかり開店休業中だけど、
時々こうやって物語も書きに来ますにゃね。

訪問・コメントは、しばらくほとんど出来ないと思います。
ごめんなさいニャね。
えめる、ちと寂しいから、ときどきニャンコの足跡付けに行くかも。
泥足だったらイケニャイから、タオル持参で行かないとニャっ。
^・ω・^

今はね、いろんな本を読んでいます。
文章のお勉強になるかなって思いながら……。
いくつもの事を切り替えてこなすのが下手なので、
このごろ物語書く脳みそが休みになってしまいました。

んじゃ、またねー。

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ジャンル : 小説・文学

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非公開コメント

お返事。チャンさんへ。

何時もチャンさんには励まされておりますのニャね。
ありがとです。

あい。人間の時はトイレの中でも読んでますニャ。
チャンさんも何かと忙しい時期なんですね。
お酒の機会が増えるニャね。
ウコンの力とか、カキフライとか? 肝臓を元気付けてニャ~。
睡眠だけは削らニャイでね~。
睡眠は(ネコの)健康基準なのです。
チャンさんもお体大切にしてくださいニャね。

No title

色んな本を読んでるのですね
充電は必要ですよ~♪
自分を磨き、浄化することも必要だしね

チャンからコメントないときは
同じく修行中か体調不良の時
またはバタクラサッサの時かな(笑)
sidetitleこういうものですsidetitle

えめる。

Author:えめる。
ネコの心のえめる。です。
同じ名前の人がいつの間にか
チラホラいるようなので
。を付けました

ねこ人間のプロトタイプ
品質最低で^・ω・^すまんね。
いちおう言っとくけど
永遠の22歳ニャからね。
ハートがっ。


ちなみに脳内は5才くらい
ほんとすまんね。

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